基本的には2次元CADにて製品、金型工具等の図面設計を行っていますが、製品形状が複雑化・高精度化している事もあり、3次元CADを使用し製品、金型工具の形状を立体的に描画し、複雑な形状や曲線などを、視覚的に分かり易く表現し製品検討段階での製品寸法見落としや金型工具作成時の加工不良を未然に防いでいます。
また、3次元CAD上では単品部品を組み立てて、可動部分を動かし確認する事も出来ます。
3次元CADで設計したデータは、NC工作機械等のプログラムに利用する事が出来るため、協力メーカー様との連携もはかれます。
工具設計例(クリックすると別ウインドウが立ち上がります。)
![]() 3次元CADで設計した工具図面 上記画像をクリックすると拡大画像が表示されます。 |
![]() 3次元CADで設計した組立図 上記画像をクリックすると再生プレイヤーが起動し動画(AVIファイル)が再生します。(ファイルサイズ約3.5MB)※うまく再生されない場合はこちらをクリックして下さい。ダウンロード再生します。 |
以前は製品検討を簡易計算で行っており、製品が出来るまで試作を繰り返し行い、成形方法の妥当性を検証したり、金型工具の耐久試験を行っていた為、費用も製品化までの時間も多く必要としていました。しかし、近年ではCAEを使用する事により、金型工具内でワーク材がどのように成形されるかシミュレーションし、金型工具にかかる応力等を計算し、目的の製品寸法や金型工具の設計の最適化をはかる事が出来る様になりました。
また、CAEでの結果と実際の試作結果を比較検証し、CAEの能力を向上させる事も行っています。
シミュレーション例(クリックすると別ウインドウが立ち上がります。)
![]() ワーク材の解析応力 上記画像をクリックすると動画(gifアニメーション)が流れます。(ファイルサイズ約3MB) |
![]() 金型工具の解析応力 上記画像をクリックすると動画(gifアニメーション)が流れます。(ファイルサイズ約3MB) |